FitmentPro by CALDRIVE — ホイールオフセット・ツライチ計算

アトレーの純正ホイールサイズとインセット

ダイハツ アトレー(3BD-S700V・2021-)の純正ホイール諸元と、インセット・リム幅を変えたときにホイールがどれだけ動くかを一覧にしています。数値は規格表記から計算した理論値です。

純正ホイール(代表グレード)
12×4J +40
PCD 100・4穴 / 純正タイヤ 145/80R12 / 外側位置 10.8 mm・内側位置 90.8 mm

純正ホイールの諸元

ホイール径12 インチ
リム幅4J
インセット+40 mm
PCD100
穴数4穴
純正タイヤサイズ145/80R12
タイヤ外径536.8 mm
外側位置(ハブ取付面から)10.8 mm
内側位置(ハブ取付面から)90.8 mm
車両区分軽自動車

収録データの備考(代表グレード・特記事項): 2021年12月以降は4ナンバー貨物(乗車定員2《4》名・最大積載量350《250》kg)。代表=X 2WD 960kg(RS 970kg・デッキバン960kg・4WD 1000〜1020kg)。4WD=S710V・デッキバン=S700W/S710W。全車CVT・KFターボ。取説はハイゼットカーゴと共通冊子(2026年3月版): タイヤ145/80R12 80/78N LT・12×4.00B・空気圧280/350kPa・トルク103N·m・オイル3.15/3.35L(5W-30)。座面は取説記載なし。PCD100/インセット40はOEM同型スバル公式FAQ(サンバーバン TK_D)の値を援用

出典: メーカー公式諸元(裏取り確認日 2026-09-03)。グレード・年式によりホイールサイズは異なります。

インセットを変えるとどれだけ動くか

アトレーの純正 4J を前提に、インセットだけを変えた場合の位置です。「外側位置」はハブの取付面からリム外側まで、「内側位置」は取付面からリム内側までの距離で、いずれも理論値です。

インセット純正との差外側位置内側位置純正からの動き
+50 mm+100.8 mm100.8 mm内へ 10 mm
+45 mm+55.8 mm95.8 mm内へ 5 mm
+40 mm+010.8 mm90.8 mm純正と同じ
+35 mm-515.8 mm85.8 mm外へ 5 mm
+30 mm-1020.8 mm80.8 mm外へ 10 mm
+25 mm-1525.8 mm75.8 mm外へ 15 mm
+20 mm-2030.8 mm70.8 mm外へ 20 mm

リム幅を変えても同じツラを保つには

リム幅を広げると外側と内側に均等に広がるため、インセットも一緒に調整しないと外に出ます。下表は外側位置を純正と同じに保つために必要なインセットです。増やした幅はすべて内側に回るので、内側のクリアランスは狭くなります。

リム幅純正との差同じツラになるインセット内側位置内側の余裕
3.5J-0.5J+33.6 mm78.1 mm13 mm 広がる
4J+0.0J+40.0 mm90.8 mm純正と同じ
4.5J+0.5J+46.4 mm103.5 mm13 mm 狭くなる
5J+1.0J+52.7 mm116.2 mm25 mm 狭くなる
5.5J+1.5J+59.0 mm128.9 mm38 mm 狭くなる
6J+2.0J+65.4 mm141.6 mm51 mm 狭くなる

アトレーのホイール選びで押さえる4点

インセットが意味するもの

インセットは、ホイールの取付面がリム幅の中心から何 mm 外側にあるかを表す値です。アトレーの純正は 4J インセット +40 mm。この組み合わせだと、ハブの取付面からリムの外側までが 10.8 mm、内側までが 90.8 mm になります。インセットの数値が小さくなるほどホイールは外へ出ます。減らした分とほぼ同じだけ外へ動くので、+40 mm から +30 mm にすれば約 10 mm 外側です。

リム幅を広げる場合

リム幅を 1 インチ(1J)広げると、リムは外側と内側にそれぞれ約 12.7 mm ずつ広がります。インセットを変えずに 1J 広げれば、外へ 12.7 mm 出ると同時に内側も 12.7 mm 詰まるということです。0.5J なら約 6.35 mm ずつになります。この性質を使うと、4J → 5J とリム幅を上げつつ外側の位置を純正どおりに保つことができます。必要なインセットは +53 mm 前後(純正 +40 から約 13 mm 増)。代わりに増えた幅がまるごと内側に来るため、内側は約 25.4 mm 狭くなります。サスペンションアームとの隙間を確認してください。

どこまで出してよいか

2017年6月22日の保安基準改正で、最外側がタイヤである部分については、タイヤ中心から前方30度・後方50度の範囲で突出量 10 mm 未満なら認められるようになりました。ただし対象は乗用自動車(3・5ナンバー)に限られ、1・4ナンバーの貨物車はタイヤでも認められません。そしてホイール(リム)自体のはみ出しはこの緩和の対象外で、一切認められません。さらにアトレーは軽自動車なので、全幅 1.48 m 以内という規格そのものにも効いてきます。左右に出した分は全幅に直接効くため、登録車より余裕がありません。規格を超えると軽自動車として登録できません。

スペーサーの扱い

スペーサーを入れると、その厚みぶんホイールが外へ出ます。インセットを同じ数値だけ減らすのと等価と考えて差し支えありません。内側のクリアランスはその分増えるので、内側の干渉対策として使われることもあります。一方でハブボルトのかかり量が確実に減ります。ネジ山の掛かりが不足すると脱輪につながるため、厚みのあるスペーサーを使う場合はロングボルト化を含めて整備工場に相談してください。

外側だけでなく内側も見る

ホイール選びで失敗が多いのは内側です。外に出す方向ばかり見ていると、サスペンションアーム・ダンパー・ブレーキキャリパーとの干渉を見落とします。とくにリム幅を広げてインセットを増やす(=内側に寄せる)組み合わせでは、増えた幅がまるごと内側に入ります。確認はハンドルを左右いっぱいに切った状態サスペンションが縮みきった状態の両方で行ってください。片方だけでは足りません。

もう2つ、寸法以外に見るところがあります。ひとつはハブ径(センターホール)で、ホイール側が車両のハブより小さければそもそも入らず、大きければ入るもののハブリングでセンターを出さないと走行中に振動が出ます。もうひとつがナットの座面形状(テーパー60°/球面/平面)です。ここが合っていないと正しく締結できません。脱輪に直結する部分なので妥協できません。アトレーの座面形状と締め付けトルクはアトレーの締め付けトルクページで確認できます。

アトレーは軽自動車なので、外へ出す変更は全幅 1.48 m の規格に直接効いてきます。登録車より余裕が小さいことを前提に、控えめな設定から試すのが安全です。

法令の数値は 2026-08-02 時点で一次情報を確認しています(国土交通省 保安基準の細目を定める告示 第178条(車枠及び車体・回転部分の突出)国土交通省 保安基準の細目を定める告示 第85条(最低地上高))。突出量 10 mm 未満の緩和は2017年6月22日適用の一部改正によるもので、上記PDFは改正前の版が公開されています。本ページの計算値は理論値であり、車検の合否を保証するものではありません。

よくある質問

アトレーの純正ホイールサイズとPCDは?
純正は 12インチ × 4J、インセット +40 mm、PCD 100・4穴です(代表グレード)。純正タイヤは 145/80R12。グレードやオプションでホイールサイズが変わることが多いので、実車のホイール裏側の刻印で確認してください。
インセットが10mm変わるとどれくらい外に出ますか?
約10mm外に出ます。インセットは取付面がリム幅の中心から何mm外側にあるかを示す値なので、減らした分だけホイール全体が外へ平行移動します。リム幅も同時に変える場合は別の計算が加わり、1インチ広げるごとに外側と内側へそれぞれ約12.7mmずつ広がります。両方を合算したものが最終的な位置になります。
アトレーでホイールを外に出すと車検に通りますか?
条件つきです。2017年6月22日の保安基準改正で、最外側がタイヤである部分についてはタイヤ中心から前方30度・後方50度の範囲で突出量10mm未満なら認められます。ただし対象は乗用自動車(3・5ナンバー)に限られ、1・4ナンバーの貨物車は認められません。ホイール(リム)自体のはみ出しは緩和の対象外で一切認められません。またアトレーは軽自動車なので、全幅1.48m以内という規格も同時に満たす必要があります。本ページの数値は規格表記から計算した理論値で、車検の合否を保証するものではありません。実際の適合はタイヤ・ホイール販売店や整備工場でご確認ください。
アトレーに他の車種のホイールを流用できますか?
PCDと穴数が合っていることが最低条件ですが、それだけでは足りません。ハブ径(センターホール)が小さいと物理的に入らず、大きい場合はハブリングが必要です。さらにインセットが違えばフェンダーとのクリアランスが変わり、ブレーキキャリパーとの干渉も起こりえます。ナットの座面形状(テーパー/球面/平面)が合わないと締結できません。本ページの「同じPCD・穴数の車種」は流用の出発点として載せていますが、装着可否を示すものではありません。
アトレーの純正ホイールは外側・内側にどれくらい出ていますか?
ハブの取付面を基準にすると、リムの外側までが約10.8mm、内側までが約90.8mmです(4J・インセット+40mmから計算)。この2つの値は、社外ホイールを選ぶときに「純正からどれだけ動くか」を測る基準になります。なおこれはリムの位置で、タイヤは断面幅のぶんさらに外へ膨らみます。
スペーサーを入れても大丈夫ですか?
厚みの分だけホイールが外へ出ます(インセットを同じ数値だけ小さくするのと同じです)。注意点はハブボルトのかかり量で、厚いスペーサーではナットが掛かるネジ山が減り、脱輪のリスクにつながります。厚みのあるものを使う場合はロングボルトへの交換が必要になることがあるため、整備工場で確認してください。

アトレーの関連情報

PCD100・4穴の他の車種

PCDと穴数が同じ車種です。ホイール流用を考えるときの出発点になりますが、これだけでは装着できません。ハブ径・インセット・ナットの座面形状まで合っている必要があります。

ダイハツの他の車種

本ページに掲載する外側位置・内側位置・必要インセットなどの数値は、ホイールとタイヤの規格表記から計算した理論値です。実際の位置は銘柄ごとのリム形状・タイヤの断面形状・空気圧・荷重・キャンバー角により変わります。

純正ホイールサイズ(インチ・リム幅・インセット)・PCD・穴数・純正タイヤサイズは、各メーカーが公開している諸元表等をもとに代表グレードの値を掲載した参考情報です。同一車種でも年式・グレード・仕様により異なります。実車のホイール裏側の刻印で必ず確認してください。

掲載しているインセット・リム幅の組み合わせは、外側位置の計算のみを条件に機械的に算出したものであり、お乗りの車両への適合を示すものではありません。実際に装着できるかは、フェンダーとのクリアランス、ブレーキキャリパーとの干渉、ハブ径(センターホール)、ナットの座面形状、荷重指数まで満たしてはじめて決まります。車検の合否を保証するものでもありません。装着前に必ずタイヤ・ホイール販売店または整備工場でご確認ください。

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