三菱 タウンボックス(3BA-DS18W・2026-)の純正ホイール諸元と、インセット・リム幅を変えたときにホイールがどれだけ動くかを一覧にしています。数値は規格表記から計算した理論値です。
| ホイール径 | 14 インチ |
| リム幅 | 4.5J |
| インセット | +50 mm |
| PCD | 100 |
| 穴数 | 4穴 |
| 純正タイヤサイズ | 165/60R14 |
| タイヤ外径 | 553.6 mm |
| 外側位置(ハブ取付面から) | 7.1 mm |
| 内側位置(ハブ取付面から) | 107.2 mm |
| 車両区分 | 軽自動車 |
収録データの備考(代表グレード・特記事項): スズキ・エブリイワゴン(DA18W)OEM。代表=G 2WD 980kg(全機種980〜1050kg。Gスペシャル 2WD 1000・G 4WD 1030・Gスペシャル 4WD 1050)。全車R06Aインタークーラーターボ・CVT。三菱公式諸元ページで型式3BA-DS18W・重量・タイヤ165/60R14 75H確認。トルク85N·m(870kgf·cm)・空気圧前200/後240kPa・ホイール14×4 1/2J/インセット50/PCD100・オイル2.7L/フィルター同時2.8L・ターボ車5W-30(ダイヤクイーンSP)は三菱公式PDF取説「タウンボックス/ミニキャブバン」2024年2月版(DS17W/V世代)7-15・8-1・8-6頁→DS18W用取説は未公開のため要再確認。※前後で空気圧が異なる。※スズキ系OEMのためM12×1.25(三菱自社製のM12×1.5ではない)・二面幅17/19は既存スズキ系行と同じ値(取説未確認)。座面は取説記載なし
出典: メーカー公式諸元(裏取り確認日 2026-09-03)。グレード・年式によりホイールサイズは異なります。
タウンボックスの純正 4.5J を前提に、インセットだけを変えた場合の位置です。「外側位置」はハブの取付面からリム外側まで、「内側位置」は取付面からリム内側までの距離で、いずれも理論値です。
| インセット | 純正との差 | 外側位置 | 内側位置 | 純正からの動き |
|---|---|---|---|---|
| +60 mm | +10 | -2.9 mm | 117.2 mm | 内へ 10 mm |
| +55 mm | +5 | 2.1 mm | 112.2 mm | 内へ 5 mm |
| +50 mm | +0 | 7.1 mm | 107.2 mm | 純正と同じ |
| +45 mm | -5 | 12.1 mm | 102.2 mm | 外へ 5 mm |
| +40 mm | -10 | 17.1 mm | 97.2 mm | 外へ 10 mm |
| +35 mm | -15 | 22.1 mm | 92.2 mm | 外へ 15 mm |
| +30 mm | -20 | 27.1 mm | 87.2 mm | 外へ 20 mm |
リム幅を広げると外側と内側に均等に広がるため、インセットも一緒に調整しないと外に出ます。下表は外側位置を純正と同じに保つために必要なインセットです。増やした幅はすべて内側に回るので、内側のクリアランスは狭くなります。
| リム幅 | 純正との差 | 同じツラになるインセット | 内側位置 | 内側の余裕 |
|---|---|---|---|---|
| 4J | -0.5J | +43.6 mm | 94.4 mm | 13 mm 広がる |
| 4.5J | +0.0J | +50.0 mm | 107.2 mm | 純正と同じ |
| 5J | +0.5J | +56.4 mm | 119.8 mm | 13 mm 狭くなる |
| 5.5J | +1.0J | +62.7 mm | 132.5 mm | 25 mm 狭くなる |
| 6J | +1.5J | +69.0 mm | 145.2 mm | 38 mm 狭くなる |
| 6.5J | +2.0J | +75.4 mm | 157.9 mm | 51 mm 狭くなる |
タウンボックスの純正ホイールは 4.5J インセット +50 mm です。インセットとは取付面がリム幅の中心からどれだけ外側にあるかを示す値で、ここから計算すると外側位置は 7.1 mm、内側位置は 107.2 mm(いずれもハブ取付面から)になります。押さえておくべき関係はひとつで、インセットを小さくした分だけホイールは外へ出るということです。10 mm 減らせば 10 mm 外、それだけです。
リム幅を 1 インチ(1J)広げると、リムは外側と内側にそれぞれ約 12.7 mm ずつ広がります。インセットを変えずに 1J 広げれば、外へ 12.7 mm 出ると同時に内側も 12.7 mm 詰まるということです。0.5J なら約 6.35 mm ずつになります。4.5J から 5.5J へ広げても外側の位置を純正と同じに保ちたい場合、インセットは +63 mm あたりが答えになります(純正 +50 から約 13 mm 増やす計算)。このとき広げた幅は全部内側に回るので、内側のクリアランスが約 25.4 mm 減る点に注意が必要です。
2017年6月22日の保安基準改正で、最外側がタイヤである部分については、タイヤ中心から前方30度・後方50度の範囲で突出量 10 mm 未満なら認められるようになりました。ただし対象は乗用自動車(3・5ナンバー)に限られ、1・4ナンバーの貨物車はタイヤでも認められません。そしてホイール(リム)自体のはみ出しはこの緩和の対象外で、一切認められません。さらにタウンボックスは軽自動車なので、全幅 1.48 m 以内という規格そのものにも効いてきます。左右に出した分は全幅に直接効くため、登録車より余裕がありません。規格を超えると軽自動車として登録できません。
スペーサーを入れると、その厚みぶんホイールが外へ出ます。インセットを同じ数値だけ減らすのと等価と考えて差し支えありません。内側のクリアランスはその分増えるので、内側の干渉対策として使われることもあります。一方でハブボルトのかかり量が確実に減ります。ネジ山の掛かりが不足すると脱輪につながるため、厚みのあるスペーサーを使う場合はロングボルト化を含めて整備工場に相談してください。
実際に問題になりやすいのは外側ではなく内側です。フェンダーとの隙間は目で見えますが、サスペンションアームやダンパー、ブレーキキャリパーとの隙間は覗き込まないと分かりません。リム幅を広げつつインセットを増やす組み合わせは、広げた幅がそのまま内側に入るので特に注意が要ります。確認はハンドルを左右いっぱいに切った状態とサスペンションが縮みきった状態の両方で。どちらか一方では見つけられない干渉があります。
あわせてハブ径(センターホール)も確認が要ります。ホイール側のハブ径が車両のハブより小さいと物理的に入りません。大きい場合は入りますが、ハブリングでセンターを出さないと走行時の振動につながります。ナットの座面形状(テーパー60°/球面/平面)が合っていないと正しく締結できず、これは脱輪に直結します。タウンボックスの座面形状と締め付けトルクはタウンボックスの締め付けトルクページで確認できます。
タウンボックスは軽自動車なので、外へ出す変更は全幅 1.48 m の規格に直接効いてきます。登録車より余裕が小さいことを前提に、控えめな設定から試すのが安全です。
法令の数値は 2026-08-02 時点で一次情報を確認しています(国土交通省 保安基準の細目を定める告示 第178条(車枠及び車体・回転部分の突出)/国土交通省 保安基準の細目を定める告示 第85条(最低地上高))。突出量 10 mm 未満の緩和は2017年6月22日適用の一部改正によるもので、上記PDFは改正前の版が公開されています。本ページの計算値は理論値であり、車検の合否を保証するものではありません。
PCDと穴数が同じ車種です。ホイール流用を考えるときの出発点になりますが、これだけでは装着できません。ハブ径・インセット・ナットの座面形状まで合っている必要があります。
本ページに掲載する外側位置・内側位置・必要インセットなどの数値は、ホイールとタイヤの規格表記から計算した理論値です。実際の位置は銘柄ごとのリム形状・タイヤの断面形状・空気圧・荷重・キャンバー角により変わります。
純正ホイールサイズ(インチ・リム幅・インセット)・PCD・穴数・純正タイヤサイズは、各メーカーが公開している諸元表等をもとに代表グレードの値を掲載した参考情報です。同一車種でも年式・グレード・仕様により異なります。実車のホイール裏側の刻印で必ず確認してください。
掲載しているインセット・リム幅の組み合わせは、外側位置の計算のみを条件に機械的に算出したものであり、お乗りの車両への適合を示すものではありません。実際に装着できるかは、フェンダーとのクリアランス、ブレーキキャリパーとの干渉、ハブ径(センターホール)、ナットの座面形状、荷重指数まで満たしてはじめて決まります。車検の合否を保証するものでもありません。装着前に必ずタイヤ・ホイール販売店または整備工場でご確認ください。
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