スバル サンバー トラック(3BD-S500J・2014-)の純正ホイール諸元と、インセット・リム幅を変えたときにホイールがどれだけ動くかを一覧にしています。数値は規格表記から計算した理論値です。
| ホイール径 | 12 インチ |
| リム幅 | 4J |
| インセット | +40 mm |
| PCD | 100 |
| 穴数 | 4穴 |
| 純正タイヤサイズ | 145/80R12 |
| タイヤ外径 | 536.8 mm |
| 外側位置(ハブ取付面から) | 10.8 mm |
| 内側位置(ハブ取付面から) | 90.8 mm |
| 車両区分 | 軽自動車 |
収録データの備考(代表グレード・特記事項): 4ナンバー貨物。ダイハツ ハイゼットトラックOEM。代表=TB 2WD 5MT 780kg(CVT 800kg・TC 790/810kg・4WD 820〜890kg)。4WD=S510J。空気圧は積載状態で2段階: 軽積載時 前200/後240kPa(本行・スズキ系OEM行と統一)・定積載時 前280/後350kPa。インセット40・PCD100・ハブ54・4穴・12×4.00B・締付トルク103N·m(参考)はスバル公式FAQ「サンバートラック(TR_Kタイプ 2026/3発表〜)仕様・寸法一覧表」で確認。オイル量は未取得。座面は資料記載なし。発売年2014-は同型ピクシストラックの取説世代区分による(スバルFAQはG〜Kタイプ2022/1〜のみ掲載)
出典: メーカー公式諸元(裏取り確認日 2026-09-03)。グレード・年式によりホイールサイズは異なります。
サンバー トラックの純正 4J を前提に、インセットだけを変えた場合の位置です。「外側位置」はハブの取付面からリム外側まで、「内側位置」は取付面からリム内側までの距離で、いずれも理論値です。
| インセット | 純正との差 | 外側位置 | 内側位置 | 純正からの動き |
|---|---|---|---|---|
| +50 mm | +10 | 0.8 mm | 100.8 mm | 内へ 10 mm |
| +45 mm | +5 | 5.8 mm | 95.8 mm | 内へ 5 mm |
| +40 mm | +0 | 10.8 mm | 90.8 mm | 純正と同じ |
| +35 mm | -5 | 15.8 mm | 85.8 mm | 外へ 5 mm |
| +30 mm | -10 | 20.8 mm | 80.8 mm | 外へ 10 mm |
| +25 mm | -15 | 25.8 mm | 75.8 mm | 外へ 15 mm |
| +20 mm | -20 | 30.8 mm | 70.8 mm | 外へ 20 mm |
リム幅を広げると外側と内側に均等に広がるため、インセットも一緒に調整しないと外に出ます。下表は外側位置を純正と同じに保つために必要なインセットです。増やした幅はすべて内側に回るので、内側のクリアランスは狭くなります。
| リム幅 | 純正との差 | 同じツラになるインセット | 内側位置 | 内側の余裕 |
|---|---|---|---|---|
| 3.5J | -0.5J | +33.6 mm | 78.1 mm | 13 mm 広がる |
| 4J | +0.0J | +40.0 mm | 90.8 mm | 純正と同じ |
| 4.5J | +0.5J | +46.4 mm | 103.5 mm | 13 mm 狭くなる |
| 5J | +1.0J | +52.7 mm | 116.2 mm | 25 mm 狭くなる |
| 5.5J | +1.5J | +59.0 mm | 128.9 mm | 38 mm 狭くなる |
| 6J | +2.0J | +65.4 mm | 141.6 mm | 51 mm 狭くなる |
まずインセットの意味から。ホイールの取付面がリム幅の中心線よりどれだけ外側にあるかを mm で表した値です。サンバー トラックの純正は 4J で +40 mm、これを外側・内側の位置に直すと、ハブ取付面から外へ 10.8 mm・内へ 90.8 mm です。インセットが小さいほど外に出るという関係は一次で、+40 mm を +30 mm にすれば外側位置はちょうど 10 mm 増えます。
リム幅を 1 インチ(1J)広げると、リムは外側と内側にそれぞれ約 12.7 mm ずつ広がります。インセットを変えずに 1J 広げれば、外へ 12.7 mm 出ると同時に内側も 12.7 mm 詰まるということです。0.5J なら約 6.35 mm ずつになります。この性質を使うと、4J → 5J とリム幅を上げつつ外側の位置を純正どおりに保つことができます。必要なインセットは +53 mm 前後(純正 +40 から約 13 mm 増)。代わりに増えた幅がまるごと内側に来るため、内側は約 25.4 mm 狭くなります。サスペンションアームとの隙間を確認してください。
はみ出しの扱いは2017年6月22日の保安基準改正で変わりました。最外側がタイヤの部分であれば、タイヤ中心から前方30度・後方50度の範囲に限り、突出量 10 mm 未満まで認められます。見落としやすいのは適用範囲で、乗用自動車(3・5ナンバー)だけが対象です。1・4ナンバーの貨物車はタイヤでも不可。ホイール(リム)が出るのは緩和の対象外で、こちらは一切認められません。さらにサンバー トラックは軽自動車なので、全幅 1.48 m 以内という規格そのものにも効いてきます。左右に出した分は全幅に直接効くため、登録車より余裕がありません。規格を超えると軽自動車として登録できません。
スペーサーを入れると、その厚みぶんホイールが外へ出ます。インセットを同じ数値だけ減らすのと等価と考えて差し支えありません。内側のクリアランスはその分増えるので、内側の干渉対策として使われることもあります。一方でハブボルトのかかり量が確実に減ります。ネジ山の掛かりが不足すると脱輪につながるため、厚みのあるスペーサーを使う場合はロングボルト化を含めて整備工場に相談してください。
実際に問題になりやすいのは外側ではなく内側です。フェンダーとの隙間は目で見えますが、サスペンションアームやダンパー、ブレーキキャリパーとの隙間は覗き込まないと分かりません。リム幅を広げつつインセットを増やす組み合わせは、広げた幅がそのまま内側に入るので特に注意が要ります。確認はハンドルを左右いっぱいに切った状態とサスペンションが縮みきった状態の両方で。どちらか一方では見つけられない干渉があります。
あわせてハブ径(センターホール)も確認が要ります。ホイール側のハブ径が車両のハブより小さいと物理的に入りません。大きい場合は入りますが、ハブリングでセンターを出さないと走行時の振動につながります。ナットの座面形状(テーパー60°/球面/平面)が合っていないと正しく締結できず、これは脱輪に直結します。サンバー トラックの座面形状と締め付けトルクはサンバー トラックの締め付けトルクページで確認できます。
サンバー トラックは軽自動車なので、外へ出す変更は全幅 1.48 m の規格に直接効いてきます。登録車より余裕が小さいことを前提に、控えめな設定から試すのが安全です。
法令の数値は 2026-08-02 時点で一次情報を確認しています(国土交通省 保安基準の細目を定める告示 第178条(車枠及び車体・回転部分の突出)/国土交通省 保安基準の細目を定める告示 第85条(最低地上高))。突出量 10 mm 未満の緩和は2017年6月22日適用の一部改正によるもので、上記PDFは改正前の版が公開されています。本ページの計算値は理論値であり、車検の合否を保証するものではありません。
PCDと穴数が同じ車種です。ホイール流用を考えるときの出発点になりますが、これだけでは装着できません。ハブ径・インセット・ナットの座面形状まで合っている必要があります。
本ページに掲載する外側位置・内側位置・必要インセットなどの数値は、ホイールとタイヤの規格表記から計算した理論値です。実際の位置は銘柄ごとのリム形状・タイヤの断面形状・空気圧・荷重・キャンバー角により変わります。
純正ホイールサイズ(インチ・リム幅・インセット)・PCD・穴数・純正タイヤサイズは、各メーカーが公開している諸元表等をもとに代表グレードの値を掲載した参考情報です。同一車種でも年式・グレード・仕様により異なります。実車のホイール裏側の刻印で必ず確認してください。
掲載しているインセット・リム幅の組み合わせは、外側位置の計算のみを条件に機械的に算出したものであり、お乗りの車両への適合を示すものではありません。実際に装着できるかは、フェンダーとのクリアランス、ブレーキキャリパーとの干渉、ハブ径(センターホール)、ナットの座面形状、荷重指数まで満たしてはじめて決まります。車検の合否を保証するものでもありません。装着前に必ずタイヤ・ホイール販売店または整備工場でご確認ください。
本ページの情報を利用したこと、または利用できなかったことにより生じたいかなる損害(車両・部品の損傷、事故、人身被害、その他の直接・間接の損害を含みます)についても、運営者は一切の責任を負いません。掲載しているメーカー名・車種名は参考情報として記載するものであり、各名称・商標はそれぞれの権利者に帰属します。